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車を利用している方はもうとっくにお気づきとおもいますが、この時期「工事が多い！！」ものです。
私の友人など 「朝８時に通ったら いつのまにか道路を掘り返しだしててさー。それが たまたま１０時半に又通ったら もう埋めはじめてるんだよ。『いったい何の工事だったの？』って言いたいよ。」と言ってたりします。
何でこの時期 道路工事が多いのか もう皆さんわかってますよね。
そう、「予算を使い切らなくちゃならないから」です。先日の長野県の脱ダム宣言を引き合いに出すまでもなく 役人はどうももったいながり屋が多いようで 絶対にお金を余らせませんよね。（もっとも １分当り何億円 ＠＠） という借金の利子はもったいなくないんですから これは始末に終えません）
私は以前アメリカのサンフランシスコに行ったことがあるのですが（うらやましいでしょ！） そこではなんと「高速道路がタダで どこまでも乗れたんです」。
「そんなの 当たり前でしょ」と 言わないで下さい。私みたいな田舎者には 新鮮な驚きがあったのですから。まさに「目からうろこが落ちた」状態です。
現地のガイドさんは以下のように話してくれました。
「ここでは 無理して高速道路をつくらないんだ。予算が余った時に あまった分のお金で高速道路を作るから・・。だから あそこを見てごらん。あそこが いま工事中の道路だよ」。見てみると、道路がそこで途切れていて 中心の鉄の棒が飛び出している状態で 工事が中断されたようになっていました。
日本の現状は どうでしょう。有り余るお金をつぎ込んで 本州−四国の間に橋をかけたり。あるいは 東京湾を横切る道路をつくってみたり・・・。いったい 何の為に！！
日本もこう出来ませんか？年間の予算が決まったら 決まっただけのお金を渡して構いません。でも あまったら返してくださいませんか？確かに 何がおきるかわからない世の中です。（例えば東海地方で地震がおきるかもしれません。）だから 「多少余分なお金を持っておきたい」という 気持ちは十分理解できます。ただ あまったら返してください。無駄な道路工事などしないで。
「そのお金を何に使うのか？」と聞かれたら私はすぐに断言します。「借金をかえしたら」と。
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