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先日、電気店のチラシを見ていたら、携帯端末であるザウルスが９８００円で販売するという チラシが入っていて おもわず購入すべく電気店へ行ってみました。ちらしによれば、ザウルスのふた昔前の機種であるＭＩ−Ｐ１（定価３万８千円のところ）を ９８００円で販売するという事。
私は、今までこのような携帯端末を持った事がなく、（ついでに書いておくと、携帯電話すら持っていないんですが）どれが良いのかわからない。ただ、まわりの人達が次々と これらの端末を使用しているのを見て、『そろそろシステム手帳も時代遅れか？』みたいな気持ちがあつて 購入に踏み切りました。だって７７％オフ？なんて値段今時 なさそうでしたから。
開店時間の１５分ほど前に電気店につき 並んでいました。この時点でもうすでに４名並んで 開店を待っているようです。やはり、こういった行列に並ぶのは なんとなくわくわくします。（後でわかった事なのですが、このなかの３名は、２万９８００円のエアコンを購入しに来たのだそうです。−よく『開店前に チラシの超目玉商品が売り切れてしまう。』みたいな 電気店のチラシについて聞きますが、ここはとても良心的で、開店１０分前には 従業員が外に出てきて、エアコンの申し込みの受付をしていました。−開店でモタモタするよりも 賢明なやり方でしょう）
そうこうするうちに 開店を向かえ ザウルス購入しました。「アイゲッティ」という機種だそうで 残念ながら辞書機能は使えないようですが、それでも十分満足いく買い物だったと思います。（なお、他の電気店を何店か回ってみてみると、この辞書機能つきのものが１万８５００円で販売されていました。私の購入した商品の上位機種だそうです）
今の携帯端末は カラー画面が主流で 機能も格段によくなっているみたいです。まあ、これももうすこしすＴれば値下げの対象になってしまうのでしょう。このめまぐるしさには いつも驚かされます。しかし、今の私には この機種ぐらいで十分でしょう。何に使うのかといえば、日常で気になった事・新しい発見・仕事上のメモ・営業所の電話番号等しか使予定はありませんので。
これを使用してみたのですが、実際にザウルス本体のみで動かすだけでは面白くない。「出来れば パソコンとデータの連携をおこない スケジュールや連絡先・各データを持ち歩く事がしてみたい」と 思ったのです。インターネットや説明書等を読み、方法を検討してみました。ザウルスには赤外線通信機能があるし メビウスも勿論赤外線が使用出来るので、まず赤外線で通信してみた。動かすと、確かに動く。ザウルスの方も通信状態になるし、パソコンの方も赤外線で通信している旨のアイコンがタスクトレィに出る。しかし それっきり。何らかの 通信ソフトを使用しないと データのやり取りは出来ないようである。
ザウルス用のｽﾍﾟｰｽタウンというところで見てみると、『ザウルスパワーコネクション』という 通信ソフトがあるみたいなので 早速購入。４０００円也。尤も、ソフト自体はインターネットからダウンロードして使用するものですので すぐに使用可能な状態にはなりました。
実際にインストールして使用してみた。すると、動かない。パソコンのソフトも ザウルスのソフトも動くのに 実際に通信してみると パソコンはハング状態。「エクスプローラーが動作できない」ようである。仕方がなく 再度インターネットで調べると、『WindowsMeの場合には 赤外線通信は動作保障がされていない』と、書かれていました。
ただの通信の場合には動くのに、ソフトを使用した場合には動作しない？よく理由はわからないのですが 通信出来なければ使えません。方法は？ という事で調べてみると、２３２Ｃ通信ケーブルでの接続であれば使用出来そうである。「この際だから」ということで ２３２Ｃケーブルの購入を申し込んだ。５０００円です。（後でよく調べてみると、ＵＳＢケーブルで接続できるソフト添付のセットがあったそうです。これは９０００円ですが こちらを購入すべきでした。ＵＳＢの方が 通信スピードが早くできそうですので。しかし、こんな情報があるなら 早く教えてほしかった。購入後に調べていて 偶然見つけたものです。）
ケーブルが届いたので 接続してみる。今度はうまく動作できて スケジュールや連絡先。パーソナルデータベースで作成したデータの送信・受信・シンクロナイズ共に動作できました。
ザウルスの処理の中に、インターネットの情報を取り込める処理があります。直接インターネットに接続しなくても パソコンで取り込んだインターネット情報を変換し、これをザウルスに送信。ザウルスで見ることが出来ます。この処理を使用してみてわかったのは ちょっとしたインターネットデータをザウルスに取り込むと メモリーがすぐに無くなってしまうという点です。行う前のメモリー情報は５０％の残があったのですが、取り込んでしまうと メモリー残は２５％となってしまいます。これでは使えない。
こんどは、ザウルス用のコンパクトフラッシュメモリーを購入してみました。メモリーが足りなくて動かなくってしまいそうですから。６４Ｍのものを購入。あちこちの電気店・カメラ店を調べて なおかつ動作保障されているメモリーを選びました。ＡＤＣＦＧ６４という商品で５７８０円でした。快適にうごきます。尤も、本体メモリーはﾕｰｻﾞｰ領域で３．２Ｍですから、この２０倍の領域ですので 非常に余裕があります。
つぎに、パソコンに取り込んだデータですが、パーソナルデータベースの内容をＣＳＶにして使用する方法を取りました。このデータを見てみると 非常に多きなデータです。多分いらない項目が 多く入ってきてしまう為でしょう。実際には ＡＣＣＥＳＳと連携がとれるようなソフトがあるみたいなのですが、ＡＣＣＥＳＳはもっていないので（プレインストールマシンに入っていなかったので。購入すれば良いと思い パソコンショップで見てみたら２万５千円もします。これではとても買えません。） 使用できません。
あまり、使い勝手がよくないのでＭＯＲＥソフト（ザウルス用のソフト）として、レポート＆自由帳を購入してみました。これは５００円です。インターネットからダウンロードしてすぐに使用できるので便利です。はじめから添付されているパーソナルデータベースの機能追加ソフトのようです。
このソフトから入れ込んだデータをパソコンに送信しようとしたところ、今度は『ワープロ』ソフトが実行されていないので、使用できません」との事。仕方なく、ワープロ（５００円）も購入しました。
あと、手書きメモは画像でデータが保持されるそうなので これをワープロに取り込む『インクワープロ』というＭＯＲＥソフト（５００円）も購入。次々に お金が取られていきます。
それでも何とか 使い勝手の良いものになりました。ここまでの出費しめて２万７千５百円！！安かったのか・高かったのか 理解に苦しみます。こんな事なら システム手帳で十分かも？ ただ、書き込んだデータが、パソコンに取り込めて使用出来るのは 捨てがたいような気もします。
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