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まったくおそれいった議員がいたものである。そう、タイトルにも書かせてもらった達増議員がそれだ。衆議院の予算委員会の席での発言は以下のようなものである。
田中外相の発言をうけて、「あなたの意見は嘘だ。虚言癖がある。嘘を重ねるのは、精神分析の対象である・・・」等々。
此れに対して 田中外相は「政策についての議論をさせてもらいたい」と、言ったそうである。
ある事無い事並び立てて、何が面白くて個人的な『いじめ』を行っているのだろう？国会って言うところは、そんな事しか話す事が無いのか。もっともっと やる事はたくさんあるのではないだろうか？
たしかに田中外相は 間違いも多いし、考え違いも多い。ＭＳＮでは以前話させてもらった『今井勉さん』も今回は、『いきすぎている』みたいな発言をなされていました。
でも、私は思うのです。今まで皆がこんなにも政治に関心を持った時期ってあっただろうか？国民ひとりひとりが、政治の進むべき路を考え そして今の社会を変革しようと考えている。ここ数十年間で、（もっとも私は ４０年しか知らないけど） これほどまでに政治家の言動に注目した時期があっただろうか？
今までに数え切れないほど多くの男性の外相が就任してきた。その彼らに出来なかった（あるいは、やろうとしなかった）外務省というフクマデン？に ひとりの女性が敢然と立ち向かっているのだ。機密費という無駄金を湯水のように遣いまくり、贅沢のしほうだい。河野元外相など、「松尾氏個人の・・・個人の・・・個人の・・・個人の・・・」といい続け、まったく問題無しとしていた あの外務省にメスを入れようとしている。其れが 悪いのだろうか？
「あなたは、政治を知っているのか・・・」云々と恫喝まがいの脅しさえ受け、指示した作業すらサボタージュ。こんな、女の腐ったような（たびたびこの慣用句を使いますが、他意はありません。念のため）行動を取って。あげくの果ては 皆して入院さわぎ。「おやおや、外務省のお偉方は そんなに体弱かったんですか？それなら一生死ぬまで病院で暮らしたらいいんじゃないですか？」と、よっぽど言ってあげたい。都合が悪くなったから、あるいは 『我々がいなけりゃ どうせ何もできっこないんだ』と、タカをくくっているのか。まったく ふざけた連中であります。こんな連中が 日本の外交を一手に引き受けていたなんて。 そしてそれに気づかなかったなんて。
そうですね、最高裁判所の裁判官みたいに、外務省のお偉方も一度？二度・三度でも構いませんが 国民の信任を得るようにしたらいいんじゃないですか？果たして 何人残れるか。
それにつけても 自由党の達増議員の発言はすごい。「あなたは 精神科のお医者様だったんですか？」と、聞いてみたくなってしまいました。そして もっと驚くには、「いままで、営々と築きあげてきた日本の外交が、このような形で壊されて・・・・」という発言です。いままで 営々と「機密費で飲み食いしてきた自分達の特権が・・・・」と ちゃんと言い直した方が 良いとおもいますよ！
国民が、皆で考え そして『いままでのやり方では駄目な事がわかった』から 新しいやり方をしようと言っているのではないんですか？『今までの考え方ではいけない』という熱い想いが、小泉内閣を作らせたのではないんでしょうか？勘違いしてもらっちゃ困るんです。現状を見てほしい。今までは、官僚の為の、あるいは一部の人達の為の日本だった。これからは、国民の為の日本でなければならないんです。
達増議員に聞きたい。そんな言い方をして そんな発言をして 何が自分の得になるのですか？それとも 貴方は外務省のお偉方の傀儡だったのですか？それとも例の『族議員』だったのですか？いずれにしても、あなたは間違っています。
今こそ、チャンスなんではないんですか？国の役所関係に巣食った悪共を、一掃し 新しい日本に生まれ変わらせる為の チャンスなんじゃないんですか？国民の意思・思惑はそこに向いているのは 周知の事実だったとおもいます。それなら「長いものには巻かれろ」式に、出来るだけ田中外相をバックアップ−勿論国会議員様全員で−外務省に風穴を開けるいいチャンスではないんですか？それによって 国民が
「イヤー。よくやってくれた。すごいぞ。やっぱり我々が選んだ議員様たちは、ぎりぎり精一杯のところで役にたった」といわれてれば いいでしょ。姑息ですが、そのほうがよっぽどいい。もう、外務省のお偉方のことは 「スパッ」と 蜥蜴の頭切りで 切ってしまえばいいんではないんでしょうか？（実は、この方針を取り入れているのが、例の『橋本派』です。彼らは実に巧妙に・目立たないように・息をひそめている。戦略的な集団です。まさに『橋本派』の幹部による自重命令が徹底されているのでしょう）
あんまり田中外相をいじめずに いかにして国民の機嫌をとりながら 国の舵取りをしていくかが 重要なポイントのようです。その為には ある程度優秀な方を田中外相につけて 数人のチームで外務省問題を解決してゆくべきでしょう。今、よく言われているように国民の政治への期待が大きく膨らんできています。今のこの時だからこそ、期待がおおきいからこそ、失敗は許されません。
やれ、田中外相が・・・・。小泉首相が・・・・。などといっている場合じゃないはずです。力のある 強力なリーダーシップで日本を引っ張っていかなければ、小泉丸が ひいては日本丸が沈んでしまうでしょう。そうならない為にも 党の派閥を越え、党の垣根すら取り払い、出来る人が率先して政策をすすめていかないと、やがて「八甲田山」のようになってしまうような、気がします。その時に「天ハ我々ヲ見離シタ！！！」なんて言ってももう遅い。今こそ、頑張ってほしいものです。
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