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野党は、３月５日にも「内閣不信任案」を国会に提出するそうである。これに対し 自民党・公明党・保守党の三党は反対の意向で、今回も「内閣不信任案」は否決される見通しである。この事自体は予想されたことなので、別に驚きもしないが はたして「１年のうち３回も（ほんの３ヶ月前にもありました）”不信任”をつきつけられる与党って いつたい何なんだろう？」という気持ちが 私にはあります。こんな内閣があって良いものなのでしょうか？
与党は 今回もまた「数の理論」で自分達の意見をごり押しして（野党の意見を無視して）しまうのでしよう。
「むなしい」っていう気持ちでいっぱいです。だって 「数が多くいれば 何をやっても良い」のであれば 全ては選挙後に多くの議席を取得した党の意見には 何もできずにただ見ているしかなくなってしまうって事になりますよね。そしたら 国会なんて ただの時間つぶしでしょ。まったく
「こんなんだったら わたし××××××××××××」 状態ですよね。
話しが 脇道にずれてしまいました。私が言いたいのは 「なぜ”内閣不信任案”には反対だけど 森総理には辞めてもらわなくっちやならないのか？」 って事です。自民党員ですら「森首相には退陣してもらわなければ・・」と 言っている現状なのですから 内閣は解散して国民に堂々とその信を問うべきです。
それが 何らかの理由でできないのであれば これはもう与党による「民主主義」の放棄（無視・破壊？）ではないでしょうか？
自民党の青木幹事長は、「内閣不信任決議案」に関し「与党内に厳しい意見があることと、内閣不信任案に反対する事は別個の問題だ」と 発表しました。このなかの「厳しい意見」とういうのは、森首相を退陣させる事を示しているのだそうです（新聞によるとですが）。
この話しを聞くと「なんで議員様達は こんなにみんな頭がわるいのか？」と思わざるをえません。国民が望んでいるのは確かに森首相の退陣ですが それと同時に今の自民党のやり方を変える事をも望んでいるのです。ですから 首相の首だけ変えても駄目な事は明白です。それを 「内閣不信任案に反対する事は別個の問題だ」で済まそうとしているその言葉を国民は『詭弁』としか受け取れません。
はっきり言っておきましょう。ここで「内閣不信任案」に反対し 森首相をだれか別の人に代えたとしても ７月の選挙の結果はすでに「惨敗」に決まっています。悪あがきしない方がまだ潔いのではないですか？
「選挙で戦えないから」という理由でのみ勝手に法律を変えてまで選挙制度を改悪したのに 自民党から立候補しようとする「人」がいない現状を 「どうしてだろうか？」と考えてみたほうがいいんではないでしょうか。
それとも 「この現象も一時的なものだ」と考えてしまうほど お馬鹿さんになってしまったんでしょうか？
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