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先日ＴＶをみていたら、筑紫哲也さんのＮＥＷＳ２３で、「新しい歴史の教科書をつくる会」のことを放送していました。私がまず思ったのは「新しい歴史の教科書をつくる会」って いったい何をやっている会なんだろうか？という事でした。それと同時に なぜこの人達は「教科書」を作り直そうとしているのか？という疑問もわきました。
昔でしたら 図書館ででも調べるしかなかったはずですが、（もっとも この会のことを書いた本が 図書館に存在するかどうかはわかりませんが）今は インターネットですぐに調べられます。
いつでも、どこでもといったら大げさですが 私の感じたことはまさにそのような事です。
ところで、インターネット自体 私は比較的昔から経験はありました。ありましたが もっぱら仕事ので使用が主でしたので あまり楽しいという気持ちは持っていませんでした。ところが、先日何気なく「おしつけ憲法」の事を比較的簡単に調べられました。これは偶然ではなかったのでしょう。気を良くしていた私は 今回の「つくる会」についても 何気なく調べだしました。そしたら なんと出るは出るは。情報が 次々と引き出せました。
それ以上に驚いたのは 思っていたより多くの方が、「新しい歴史教科書をつくる会」に賛同して それぞれのホームページでアピールしていた現状です。こんなふざけた（失礼）？事に熱中しているのは 一部の右翼の方のみだとおもっていた自分の認識が 崩れ去るのを感じました。
なぜか？
答えは いますぐには 出せそうもありません。しかし 「反対」意見の方が殆ど見当たらない中で、(反対の人は多分その関連ホームページには興味が無いので 訪問しないのかもしれません）「敗戦によって ほこりを無くした日本人が・・・ 」とか「日本は天皇を中心とする神の国・・」みたいな意見が当然のように飛び交っている現状が まともだとは 私にはどうしても思えなかった。
「それは、お前の考え方が 甘いせいだよ」といわれるかもしれません。
「十分に本も読まず、インターネットでの情報収集も十分に行わないくせに 何言ってるんだ」といわれるかもしれません。
「歴史の事実を知るには、その原本を読まなけりゃいかない。中途半端ならば しゃしゃり出てくるな」みたいな意見があるかもしれません。
私も ある意味ではそれに賛成です。あまり本をよんでいるわけでも 人生経験が豊富なわけでもない私ですが それでも今回の教科書問題には ひとこと言いたかったのです。皆さん 広い心で見守ってやってください。
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